ロータリークラブについて

ロータリーとは

ロータリーとは「人道的な奉仕を行い、あらゆる職業において高度の道徳的水準を奨励し、かつ世界における親善と平和の確立に寄与することを目指した、事業および専門職務に携わる指導者が世界的に結び合った団体である」と正式に定義されています。

組織としてみたロータリーとは、ロータリー・クラブの連合体です。世界各地のロータリー・クラブが集まって構成されている連合体は「国際ロータリー」と呼ばれます。すべてのロータリー・クラブは、この国際ロータリーの会員です。

そして、ロータリアンとは、各ロータリー・クラブ会員個人のことです。

ロータリー・クラブとは

ロータリー・クラブとは「奉仕の理想を各人の個人生活、職業生活および社会生活の実践の基盤とすることに同意した、事業および専門職務に携わる人によってできたクラブ」と説明されています。事実、奉仕の理想は、1989年の規定審議会で第一標語となった「超我の奉仕、Service Above Self」の中に実証されています。

(最もよく奉仕するもの、最も多く報いられる)と修正されロータリアンの座右の銘となりロータリアンのスローガンとなっています。

ロータリーの発祥

ロータリークラブがシカゴに誕生したのは、シカゴ市北ディアボーン街127番地ユニティビルの711号室で、1905年(明治38年)2月23日一青年弁護士であった、ポールハリスと、シルベスター・シール、ハイラム・ショーレイ、ガスターバス・ローアの4人で団結してこのすさんだ暗いシカゴの町に光を差し込んで行こうとの気概でシカゴロータリークラブがスタートした。

現在では世界200以上の国や地域に広がり、クラブ数34,164、会員総数1,223,083人(2011年5月31日RI公式発表)に達しています。2005年には創立100周年を迎えておりました。

現在、日本全体でのクラブ数は、2,294、会員数87,952人(2011年6月末現在)となっています。

塩釜ロータリークラブの生い立ち

塩釜ロータリークラブは1951年(昭和26年)11月29日公民館小講堂を会場に星野行則ガバナー(大阪)、柏原東京クラブ会長、スポンサークラブの一力仙台クラブ会長、佐々木特別代表ほか仙台クラブの委員諸氏を迎え塩釜仮ロータリークラブ発会式が開催されました。それから一か月余りの同年12月31日、国際ロータリーの一員となり正式に発足いたしました。第60区では第69番目のクラブとして、東北においては、仙台、盛岡、山形、郡山、福島に次ぐ6番目のスタートになりました。

その時の国際ロータリー会長フランク・E・スペイン氏からのメッセージです。

貴クラブが全世界4,300余りの地区のクラブと奉仕の同志として新たに加入せられたことを心から歓迎します。ロータリー同士の結合は、全人類を阻隔せんとするあらゆる障害を超越して、全人類の理解と協力をもたらします。
国際ロータリーは、貴クラブがいっそう強化されて全世界のクラブと協力に結合されることにより人類の各分子を結びつける公分母となることを確信し、衷心より貴クラブの成功を祈っております。

塩釜ロータリークラブ4つの奉仕活動

4つの奉仕活動を根幹として諸活動を行っております。

  1. クラブ奉仕
    会員相互の親睦を深めつつ、家族との融和を心がけ、和気藹々としたクラブの雰囲気を作るために様々な工夫を行います。新しい会員が仲間入りするための支援や、ロータリー精神の高揚などロータリーの基本を踏み外さないために常日頃の努力を呼びかけます。クラブのホームページや速報を通して広報活動を行い、会員相互の情報交換を円滑にします。
  2. 職業奉仕
    四つのテストを規範として、会員各自の己の職業を通して奉仕の理想を実践し、その恩恵を分かち合えるように支援します。
      <言行はこれに照らしてから>
       1. 真実かどうか
       2. みんなに公平か
       3. 好意と友情を深めるか
       4. みんなのためになるかどうか
  3. 社会奉仕
    地域社会のニーズを鋭敏に感知し、それに対して適切な奉仕活動を行います。
  4. 国際奉仕
    青少年留学生の派遣や受け入れ、世界各地の災害援助、姉妹クラブのと国際奉仕プロジェクトの実行など、世界的な規模の奉仕活動を行います。

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